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万年筆を使うスタイルが決まってきた [文房具]

万年筆を使い始めてそろそろ20ヶ月になる。
最初の頃は、いろんな軸をとにかくたくさんたくさん使いたくて、少しでも興味を持った万年筆を見つけるとなんとか手にしてみた。
でも、どうゆうわけか、モンブランやペリカンには食指が動かず、結局海外の万年筆はシェーファーとクロスを使ったのみで、短絡的な僕は海外の万年筆はフローがドバドバで使えたもんじゃないというのが、偏見に満ちた海外の軸に対する評価だ。
ま、正直にいうと、あの調子でペリカンやらモンブランに傾倒していったら、経済的にも大変なことになってしまう恐怖もあったからなのだが。
なにしろ、毎日の生活の中ではよほど意識しておかない限り万年筆を使うシーンはなくて、1日に書くテキストの量と万年筆の価格を考えると、ペリカンやモンブランに傾倒してしまうことだけは避けたかった。
この20ヶ月の間に、僕は万年筆を使う楽しさと、それを使う自身の限界も知ったというわけだ。

さて、この20ヶ月で僕が選んだのは軸が3本とニブが5つ。
Sailor Professional Gear 21k MF
Pilot Elite 95s EF
Pilot cocoon EF/F/M
ProGearとEliteはナガサワの2本挿しのペンケースに入れていつも持ち歩いていて、仕事先とプライベートで使っている。
cocoonは自宅に置いていて、基本のニブはMだけど必要に応じてEF/Fのニブに差し替えて使ってる。
よく使うものはMより細字のものばかりになってしまったのは、僕の生活にBやMが入り込む隙間はあまりないということだろう。
万年筆の幸せはMやBの字幅にあると思うので、ちょと残念。
使っているインクも、長期保存ができるように顔料系のインクで揃えた。
ProGearには蒼墨、Eliteには青墨、そしてcocoonにはSTORiA Night(Blue)。
どれも青系のものばかりだけど、これも自分のライフスタイルを考えると仕方ない。
仕事とプライベートで同じ万年筆を使うとしたら、やはり、インクの色は青系か黒系で揃えてしまうのが無難で、僕の場合は万年筆のインク=BlueBlackだと思っているので、青一辺倒だ。
それにしても、インクの出荷量はPilotが国内シェアではトップなはずなのに、僕の使ってるインクのすべてがSailorなのがなんだかおかしい(Sailor JentleInk BlueBlackもかなり好みな色)。
Pilot BlueBlackも基本中の基本のインクなので好きなんだけどね。
ProGearとEliteは毎日使って、自分の一部にするんだ。


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