SSブログ

その本はどこから? [Book]

あなたが最近読んだ本は、どこで見つけてきたものだろうか?
書店、図書館、古本屋、それともネットオークションだろうか?
いや、電子書籍をダウンロード?
僕が今日から読もうと思っている本(マーシー:トニ・モリソン)は、図書館から借りてきた。
この本以外にも、このひと月の間に何冊かの本を手にしたけれど、その入手先は様々で「国のない男:カート・ヴォネガット」は古本屋で、「アイアン・ハウス:ジョン・ハート」はネットオークションで見つけてきた。
そう言えば、書店では本を買ってない。
電子書籍も買ってないな。

本をどこで入手するかは、その時々の状況によって変わってくる。
今すぐではないけれど、あれば読みたいなと思えば図書館に行くし、なるべく安く少しでも早く手に入れたいと思うときは古本屋に向かう。
安く手に入れたいけれど、それほど急がないときはネットオークションで時間をかけて探す。
発売されたばかりの本や、手元にずっと置いておきたい本は書店で探す。
なにしろ本に限っては、書店のピッカピカの本も古本屋のちょとくたびれた本も図書館のページの隙間にお菓子の屑が挟まっているような本も読んだ感動に違いはない。
まぁ、手にした時のモチベーションの差は大きいけれど、おもしろい本だったら、そんなことはすぐに忘れてしまえる。

本の入手方法のそれぞれにメリット・デメリットがあるので、ちょっとまとめてみよう。

すぐに手に入れたい
電子書籍>書店>図書館>古本屋>ネット
発刊時期と発行部数による。
古い本だと、図書館や古本屋で見つける可能性が高い。

きれいな本を読みたい
電子書籍・書店>古本屋>ネット>図書館
図書館の本は多くの人の手に触れた可能性があり自分のものではないので扱いが荒い。
古本屋の本は人の手に触れた回数も少なく古本屋さんが傷み具合をチェックしているので、思った以上に美品であることが多い。
電子書籍は誰の手にも触れていないのでばい菌はついていないが、コンピューターウイルスに感染している可能性はあるかもしれない。

なるべくお得に読みたい
図書館>古本屋>ネット>電子書籍>書店
ネットで購入する場合は送料がかかるので、古本屋の方が安く手に入る。

大事に持っていたい
電子書籍>書店>古本屋>ネット>図書館(2週間以内に限る)
書店の新品のものに敵うはずもないのだが、問題は本に使われている紙が酸性紙であることが多いために紙自体が劣化するので、本を長期保管するというのは、あまり期待できない。
電子書籍だと痛む可能性はないし、どれだけ持っていても場所を取らないが、ファイル形式によっては将来サポートされない可能性がある。

簡単に入手方法のメリット・デメリットを思いつくままに書いてみたけれど、参考になっただろうか?
本は読み終わった後のことを考えずに手にするけれど、塵も積もれば山となるではないけれど、本も積もれば床が抜けるかもしれない。
そして、ほとんどの本は再読されることはない。
再読するよりも読んだことのない本を読む方がはるかに多い。
だとしたら、どうして僕たちは本を手放すことができないんだろう?
nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:

nice! 1

コメント 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。