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万年筆を持ち歩く [文房具]

1年ほど前にNAGASAWA オリジナルのSailor ProFitを買った。
ペン先のサイズはEFで14k、風見鶏の刻印、軸がシルバートリムで気に入っている。
この半年ほどは、クリーニングをしてケースに保管していたのだが、久々に使いたくなったので、色彩雫の松露を入れて先日から持ち歩いている。
持ち歩いているペンケースは2本挿しなので、ProFitを持ち歩くにあたり、ボールペンのTimeLineを自宅に置いとくことにした。

万年筆を使う人だったら「さて万年筆を持ち歩くのに、どれを選ぼうか」とか、「万年筆を使えないシーンもあるのだが、さてボールペンも持ち歩くべきだろうか」なんてことを一度は考えたりするんじゃないだろうか?
現代の生活では、そもそも文字を手書きする機会は仕事の場以外ではなかなかないし、多くの場合は筆記具が用意されている。
しかし、それでも、万年筆が好きでたまらない人たちは、機会があれば愛用の万年筆で文字を書きたいと思っている。
滅多にない機会を生かすために、いつも万年筆を持ち歩いている。
そうでしょう?
僕もそうです。
仕事先では許される限り万年筆を使い、バッグの中には(万年筆で筆記するとそれはそれは快適な紙で作られた)メモや手帳を用意する。
しかし、それでも、万年筆を使う機会はあまりにも少ない。
Bのペン先が一番万年筆らしい筆記感と筆跡になると思っていても、仕事の書類に書くには文字が太すぎる。
しかも、顔料系のBlueBlackを使っていても、「青いインクですか?」とか、「水に濡れても大丈夫ですか?」なんてことを言われてしまう。
書類の片隅に「黒か青のインクで」て書いてるでしょ?
いやいや、缶コーヒーの飛沫を書類に飛ばして汚い斑点つけたり、キーボードに盛大にお茶をひっくり返してノートPCを壊したりしないから僕は大丈夫だよ。
なんてことを思いながら、特別な指定がない限りは万年筆を使ってる。
ただし、そうすると使えるインクの種類も限られてくるわけで、仕事で使える一般的なインクの色は黒・BlueBlack・青(なんとか)くらいで、水にも強いインクであれば、顔料系や古典インクに限られる。
そんなわけで、僕が持ち歩いている万年筆は次の2本(ボールペンは多分どこにでもあるだろうからと、持ち歩くことはあきらめた)。
Sailor Professional Gear 21k MF:Sailor 蒼墨
Sailor ProFit NAGASAWAオリジナル 14k EF:Pilot 松露
仕事で使うときにはProfessional Gearを使い、プライベートではProFitを使うようにした。

持ち歩き用の万年筆は、ペン先の違うサイズのものと、使うシーンを想定してインクを選ぶと良いかもですね。
僕もできれば、いろんな種類の万年筆を持ち歩きたいけど、実際には使う機会は少ないので、2本までと決めてます。
もしかしたら、ProFit EFのインクはすぐに違うインクに替えるかも。
ペン先がEFだとインクを選ぶのがむずかしい。
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