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ドリーミング・オブ・ホーム&マザー:内海文三 [Book]

まとめて手に入れた内海文三氏の本の中から何気なく一冊を手にとってパラパラとめくったら、小学生の子供たちと犬の話が書かれていたので、ちょっとだけのつもりで読んでたら、結局最後まで読んでしまった。
いや、ついつい引き込まれてってわけではなくて、ここでやめても再読はないだろうから、このまま読み進めようと思った次第。
すいません、あまり乗れなかったです。
自分がよくやっちゃうんだけど、同じ作家の本を続けて読んで飽きてしまうという失敗。
聡とゆうのキャラクタも、初めて読めばおもしろいんだけど、すでに海人と椿子(桜子)を知っているので、どうしても、パワーが弱いなぁと思ってしまう。
ついでにいうと小川さんも竹内さんほど魅力は感じなかった。
魅力があったのはイエケだったな。
でも、イエケの容姿を頭の中で想像しながら読んでると、どうも「ベルカ、吠えないのか」が出てきてしまう(全然犬種が違うんだけど)。
だから、イエケ登場のシーンなのにそこで走り迫るのはベルカだったりして、もひとつこの作品に入り込めない。
もうひとつ言い訳させてもらうと、小学生の頃に近所の犬に噛まれたことがあって、それ以来犬が苦手なのだ。
ましてこんな犬が襲うシーンがあったりするともうダメってところも、のめり込めなかったんだと思う。

まぁ、そんなわけで、この作品の感想は全然書けない。
もし感想を書けと言われたら、なんだかジュクジュクしてておもしろくなかったってことになる。
内海氏の作品は他に「ハルビン・カフェ」「ぼくが愛したゴウスト」「そこに薔薇があった」の3冊があって、ちょと時間を空けてまた読むつもり。
今さ、パラパラっと裏表紙を眺めたら、「ぼくが愛したゴウスト」の解説は伊坂幸太郎氏なんだね(エッセイ集でも紹介してたしね)。
この次には「ぼくが愛したゴウスト」を読むことにしよう。
「そこに薔薇があった」は外しそうな予感。

というわけで、この後「都市と都市」と「川は静かに流れ」のどちらを読もうかと思案中。
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