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ProFit5日目(もしくはEFニブのProGearて、どお?) [文房具]

あけましておめでとう。
今年の正月は寝正月で、新年になる30分くらい前に近くの神社に行って新年を迎えた。
その後は3日の夕方まで、食事以外はほとんど寝ていた。
自分が寝だめはできないのは、いくら寝ても溜まらないせいなのでいくらでも寝れてしまう。
つまり、そんな正月の過ごし方をしていたせいで、新年のご挨拶が遅れてしまったというわけなのだ。
しかも、記事を書き出したのが4日で、アップが6日だもんね。
さて、タイトルのProFitのことだけど、昨年末にヤフーのポイントの期限が迫っていたので、何か買わなきゃとネットをふらふらするけれど、ほしいものが見つからない。
もちろん、ほしいものはある。
iPhone Xとかさ。
「Xを買って使って後悔したぜ、困っちゃったんだぜ」みたいな記事を書いてみたいけど、さすがにXが買えるほどのポイントはない。
う〜ん、以前から気になっていたSailor Profit NAGASAWAオリジナルにしてはどうだろう。
万年筆を使い始めて、まだ18か月にもなっていないのに、あーでもないこーでもないと買っては手放し、手放しては買い求めて15本くらいさわってみた。
最終的に手元に残ったのは、5本になった。
Sailor ProGear Σ、Pilot Custom Heritage 92、Elite 95S、Cross Classic Century、Sheaffer Targa。
買った本数の割にお手軽価格のものが多い。
いつも使っているのは国産のペンばかりで、フローがドバドバで気持ち良いといえば気持ち良い、無神経といえば無神経なSheafferとCrossは洗浄して机の引き出しにしまっている。
持ち歩いているのはProGearとElite、ニブはそれぞれMとEF、インクは青墨とSTORiA NIGHTでどちらも青系。
この2本があれば、どんなシーンでも使えるはずなので2本差しのペンシースに入れて持ち歩いている。
万年筆を使う環境としてはもう充分なはずなのに、この上どうしてProFitを選んだかというと、じつはEliteが使いにくかったせいだ。
篏合式で短い軸はすぐにキャップを外せる、ペン先はEFで細かな字も書ける、ニブのデザインもものすごく気に入っている。
しかし、キャップをポスティングするとキャップがぐらぐらする。
なかなか落ち着かなくて、半年ほど気を散らしながら使っていた。
そんなある日、町の文房具屋さんでマルンのProFitを見かけた。
バランス型、ゴールドトリム、マルンの軸がそれぞれ似合っていた。
欲しかった。
以後、ProFitを調べていくうちにナガサワ文具センターでオリジナルのProFitがあることを知り、ゴールドトリム+マルンよりも、シルバートリム+黒がほしくなってしまった。
風見鶏も気に入った。
そして、師走。
使い道の見つからないヤフーのポイントと近づいてくる新年。
1日悩んでぽちったのは27日の夜でした。
ProFitが手元に届いたのは30日。
早く使いたいなぁ。
インク入れるのは新年を迎えてからにして、今はとりあえず、どんなもんだか見るだけ見るだけ。
かっこいいなぁ、シルバートリム。
シルエットもきれいだし、あ、キャップリングにはNAGASAWAのレターが刻印されてる。
ニブの基本的なデザインは、ひと世代前のものらしくシンプルで良いです。
そんな2日を過ごし、紅白歌合戦が終わるころ、机の上にピッカピカのプロフィットとストーリア ナイトを並べて、年越しに行ったのでした。
そして、新年を迎えて神社から帰宅。
新しいコンバーターをセットして、ストーリアを吸わせる。
コンバーターだと、補充してすぐに書き出せるからいいよなぁ。
で、さっそく書いてみた。
書いてみた。
.....なんだかフローが渋すぎない?
線が細いというか、かすれてるような感じ。
エリートに較べると、たしかに線が弱い。
失敗したんだろうか?
SailorのEFってこんな感じ?
ノートを変えてみる。
やっぱり線が弱すぎる。
う、う〜ん。
新年早々(って、まだ2時間くらい)、つまずいてしまった。
しかも、期待に期待していたプロフィットだけに、ものすごくショックで.....。
いや、寝正月でなくても寝込みそうなくらい。
それでも、ノートをひっかえとっかえしながら、字を書き続けていたら、いつのまにかフローもスムーズになって、5日目にはすっかり書きやすくなりました。
そういえば、Custom Heritageのときもそんな感じで、あの時はひと月ほど調子が悪かった。
万年筆ってそんなものだと思い込みそうになった頃に、スムーズに書けるようになったんだった。
万年筆って買うときは、お店で試書して、よければそのペンを購入ってのが良いといわれる。
それは、おそらくひとつひとつのペン先に違いがあるからだろうけど、そんなにばらついてていいんだろうか?
ProGearFit.jpg
ProGear ΣとProFit(下)
で、今日はこの記事を書きながら、ProGearとProFit、首軸をそれぞれ交換しながら書いてます。
ベスト型のペン先からEFの文字を書いたり、バランス型のペン先からMの文字を書いたりして、遊んでます。
こうして2本を並べると、ペンの両端もそれぞれ交換できそうで、交換パーツなんて販売したら面白いかもと思った。
今の状態でも、3つのパーツに分かれるので、バランス型のProGearとかベスト型のProFitにすぐできちゃう。
バランス型でもProGearと呼べるのならだけどね。
う〜ん、たとえばさ、「今使ってるProGearの書き味が好きなんだけど、バランス型がほしくても、ペン先を最初から育てなければいけないので手が出ないんだよね。」なんて人も交換パーツが手に入れば、この10年間で軸は3つ目だけど、ペン軸だけは同じものを使ってるんだよなんてことが言えるかもしれない。
Sailorの場合は、ひと世代前のProFitとこないだ発売になったProGear Σに互換性があるので、広範囲で互換性がありそうです。
EFニブのProGearって、欲しくない?

タグ:sailor
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