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君の名は:新海 誠 [Cinema]

この映画は2016年の話題作で、さて「この世界の片隅に」とどちらがおもしろかったのだろうかと興味はあったのだが、公開から1年が過ぎてしまったのにいまだにどちらも見てなくて、それどころか比較することさえすっかり忘れていた。

そんな中で迎えた新しい年、正月3日に地上波で「君の名は」を放送する事を新聞のテレビ欄で知った。

いつもなら10時ごろにお風呂に入るのだが、その日は8時過ぎにはお風呂から出て、すっかり準備も済ませテレビの前に座った。

ついでに書いておくと、僕がテレビに正対することなんて年に数度しかない。

たぶん、片手でまにあうくらいだと思う。

 

この監督の作品はこれまでにいくつか見たことがある。

間のある空間と時間が心地よかった。

そんなイメージがあったのだが、「君の名は」に描かれる世界はなんだかせわしない。

2時間近い大作だが、新海監督のおもしろさが広がったおもしろさではなく、余計なものがくっつき広がった世界になったように思う。

 

そんなことを思い出しながら、のんびり湯船に浸かっていたのだが、そうそうこれは、大林監督も「転校生」でやったよなと思い出して、やっぱり入れ替わるのはあの年代の男の子と女の子なんだなぁと思った。

これが例えば「中年のおばさんと中学生の男の子」とか、いや「30代の男女」だとどうだろうと組み合わせをいろいろ考えていたら、「北朝鮮の人と日本人」とか、「アメリカ人と日本人」が入れ替わっちゃうなんて、なんだかすごくおもしろそうな気がしてきた。

おもしろい組み合わせってのは、多くの日本人が経験したことのある年齢層でないとつまんなさそうだな。

意外な組み合わせもおもしろいんだけど、その世界の入り込みやすさでいうとやっぱり日本人の高校生くらいの年齢か。

「中年のおばさんと中学生の男の子」てのと「高校生の男女」って、多分映画の楽しさは違うのかも。

立場を替えてもう一つの世界を生きるかぁ、「王子と乞食」が最初かな?

ん?同性の友達と入れ替わるってのはあまり違いはなさそうだけど、細かに演出を加えていくと、すごくおもしろくなりそうな気もするな。

タイプは違う二人なのに「あるある」みたいなところがあったりとか、どうでしょうね。


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