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ヒンデンブルグ炎上:ヘニング・ポエティウス [Book]

これは1937/5/6にアメリカ・ニュージャージーで爆発炎上した飛行船ヒンデンブルグ号の謎に迫る小説。
カバーに描かれた飛行船がかっこ良いなぁと読んでみたのだが、前半はかなりだれ気味。
原書が良くないのか、訳が良くないのかはわからないけれど、いったいなにが何やらわからない。
我慢して読んでくと......、ヒンデンブルグに直接関係する話に入って行くのだが、そこまでがかなりだるい。
飛行船が浮く原理も詳しく説明していて、そのあたりの知的好奇心をくすぐります。
ちなみに空気の重さは1立方メートルあたり約1.3Kgなので、1立方メートルの箱を作り、その箱の中から空気を抜くか代わりのガスを入れて重さを1.3Kg未満にすると、その箱は空中に浮くらしい。
たとえば、アルミ箔で密閉された1立方メートルの箱を作り、空気を抜いちゃえば言い訳ですね(普通は空気を抜くとぺしゃんこになりますが)。
で、いいのかな?
えと、水を入れたバスタブの中にオイル(とか、水より軽い液体))を目一杯入れたペットボトル(キャップはしっかり締めましょう)を入れると、浮いちゃうのと同じですね。
水の中だとイメージしやすいけれど、空気中だとなんだかイメージしにくいです。
で、話を小説に戻して......。
最後まで読んでみたけれど、なんてかバラバラな感じがする。
ラスト近くもちょとハラドキするけど、そんなに簡単で良いのか?と思ってしまう。
正直、あまりおもしろくなかったです。
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