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レディ・チャタレー:パスカル・フェラン [Cinema]

チャタレーの衣装がすてきだったなぁ。
日頃、衣装なんかにはほとんど目にいかない自分でも、彼女の衣装はすてきだと思った。
あ、チャタレーのお姉さんの衣装も好きだな。
原作を知らない自分はこのお話がどんなふうな結末なのかわからずにかなりドキドキしながら見てた。
二人の雨の中のシーンなんて、ホントーにきれいだなと思いながら、ばれちゃうんじゃないの?なんてすっごく心配しながら見てたんだからね。
でも、きれいだったなぁ、「生」を感じさせて、花に飾られたチャタレーなんてビーナスの誕生かと思ったよ。
うんうん、オープニングの車を見送ったチャタレーの視線の先にある風景が、この映画を予感させたねぇ。

なてのかなぁ、開放を感じさせる。
チャタレーというと性愛とか官能とかをイメージさせるんだけど、性ではなくて「生」の開放を感じる映画だったな。
こんな事書くと怒られちゃうかもしれないけれど、チャタレー役のマリナ・ハンズの体はシミ(?)やホクロ(?)もあって、きれいな体とはいえないと思うんだけど(ごめんなさい、ごめんなさい、それにパーキンだって美しくはないけれど)、それでも彼女は生き生きしていてきれいだと思った。
主演の二人が特別美しくはなくても、あの二人は美しい。
現代では、こんな(関係の)二人なんて珍しくなくて、驚く事はなくなったんで、かえって素直に見れたかな。

ただ、パーキンのキャラクタがよくわかんなかったな。
彼の性格は台詞からしかわからずにいて、あ、こんな性格だったのかと思ったよ。
それから、チャタレーが車の中から炭坑夫を見る視線がちょっとなぁ。

原作も読んでみたいです。

あ、そうそう、この映画の背景は第一次世界大戦後のイギリスなんだけど、皆さんフランス語を話してます。
なんでだろう、上映中すごく気になって仕方なかった。
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