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こんどは蒼墨かぁ [文房具]

インク沼ってのがあるけれど、ちょっとでも万年筆に興味を持つと、程度の差こそあれ多少はインク沼につま先だけでも沈めることになるのはまちがいない。
そもそもこのディジタルな世界で取り扱いのめんどくさい趣味性の高い万年筆をわざわざ使うくらいなのだから、万年筆を使ってインクに興味ないなんてのはたぶんあり得ない。
「インクなんてどれでも同じでしょ?」なんて思う人はいないはずで、「最初に入れるインクは黒なのか青なのか?」とか、「ほーブルーブラックってのはメーカーによってこんなにも色味が違うのか」とか、そんなところから始まって、そのうちにニブによって書き味も線も全然違うことに気がつき、このお気に入りのインクをこちらのニブで使うと...なんてことを思い始めた時には、たぶん足首くらいまでは沼の中。
いや、膝くらいまでは浸かってるかもしれない。
それで、やっとこさお気に入りのニブとインクが決まってやれやれなんて思っていると、新しいインクが発売されていたりする。

ある日、「蒼墨」という名前のインクがネットに表示されている。
え?顔料系なの?青墨のお友達なの?いいねいいね、この濃淡。
う〜ん、どんな時に使うといいんだろうか?
てなことを考えている時にはすでに買う気になっていて、あとはいつどのタイミングで買おうかと考えていたりする。
これが染料系だったら、「ふぅ〜ん悪かないねぇ」程度で治るんだけど、Sailor JentleInk BlueBlack以外は染料系のインクを使わないと決めているので、新しい顔料系のインクを見つけると興味が出てくる。
それが、自分の好みな色だったりするともういけなくて、どのペンで使うかなぁと頭の中でシミュレーションを始めて、「あぁ、ダメだペンが足りない」なんてことになる。
しかも、「万年筆の楽しさってEFじゃわかんないかも」なんてことを考えている時だと、新調しようかなぁと考えていたりして、「でもMはもう持ってるしなぁ、Bもいいんだけど日常的に使うにはやぱ太すぎるしなぁ、MF?」「この次はベスト型かなぁ」なんて考えていたりする。
しかし、セーラーのインクばかりを使っているのは何故なんだ?


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共通テーマ:インテリア・雑貨

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