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What wolud you do ?:あなたならどうする? [..........]

先日、ヒマにまかせてYouTubeを見ていたら、偶然WWYD(What would you do ?:あなたならどうする?)というアメリカ ABCの番組を見つけた。
内容は、目の前で理不尽な扱いを受けている人がいたらその場に居合わせた人はどうするかという番組で、あらかじめ番組側で理不尽な扱いを受ける人と理不尽な扱いをする人を用意して、その状況に対して第三者がどう対応するかを陰から撮影する。
テーマは様々でカラードや、身障者、シングルマザー、低所得者(政府の食料補助対策の対象者)、ゲイなどに対する差別がある。
見ていて、驚いたのが全然知らない人に対しても、積極的に関わっていこうとするアメリカ人の姿で、たとえばホームレスに対して若者が暴力を振るっていると、道路の向こうからおばさんが「あんたたちなにやってんのよ。やめなさい!」と道路を横切ってやってくる。
おばさんまで一緒にやられちゃうんじゃないかとこちらが心配してしまうほどで、ごく普通の人たちがそんな理不尽なことに対して立ち向かおうとする。
あるいは、発話障害の女性がアイスクリームショップのカウンターでオーダーしようとしている。
うまく話せなくて、彼女の後ろには長い行列ができている。
彼女に対して、ひどい言葉でからかう客がいる。
そんなからかう客に対してそんなことするのはよしなさいと非難する客もいる。
でも、自分がもっとも驚いてしまうのはからかうのはよしなさいと非難する客も決して発話障害のある彼女の代わりにオーダーしようとはしないことだ。
あくまでも発話障害のある彼女のオーダーが終わるのを待っている。
この対応の仕方は多分日本では見られないんじゃないかと思う。
うまく言えないんだけど、彼女の欲しいものは彼女がオーダーすることが自立した人間として当たり前じゃないか、(発話障害があっても)一人の人間として尊厳を守ろうとしているように見える。
もちろん、すべての人がそんなわけではないんだけど、そんな人たちがいるということがわかっただけでも、なんだかうれしくなってしまう。
でも、積極的に関わろうとする彼らを見ていると、他国に介入しようとするアメリカが見えてしまう。
彼らの正義感で関わった結果、状況をまずくしてる気もする(もっとも、他国への介入には国益も絡んでくるわけなので、個人の場合と単純に比較もできないんだけどね)。
どうなんだろうか?
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