万年筆:SHEAFFER TARGA [..........]
母が1980年代に使っていたSHEAFFERの万年筆をもらった。
そのデザインは無骨で重い。
しかし、キャップの先を重くしているために、実際に文字を書いてみると、ペン自体の重さのわりにペン先は軽い。
ネットで調べてみるとモデルはTARGA 1003(1980年のモデル)で、TARGAシリーズはSHEAFFERではほぼ定番らしい。
このTARGA、驚いた事に20年ぶりに使われたというのに、ペン先を水にちょっとつけただけでインクが出た。
ペン先にインクが残ってたらしい。
かなり激しく使っていたらしく、ペン先の傷みが激しく、書き癖もついている。
しかし、万年筆を使うなんて何年ぶりだろうか?
日頃使うのはボールペンばかりなので、書いているときのタッチが全然違う。
ボールペンのようなごつごつした感じがまるでなく、しっとりした感じがする。
爪でガラスをノックしたのがボールペンなら、万年筆のそれは木の表面をノックしたような感じだ。
書いているときのショックを優しく吸収しながら、しっかりと受け止めている感じがする。
そして書かれた文字のラインが柔らかい。
文字に濃淡がついて文字の癖が良く出ている。
これから、ちょくちょく大事に使っていこうと思う。
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