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この道は母へとつづく:アンドレイ・クラフチューク [Cinema]

昨夜は半分徹夜、という状態で見に行ったのだが、全然眠くならなかった。
はずしたら寝ちゃうだろうなぁと思ってたんだけど、もうぜーんぜん。
前半のロシアの自然が厳しすぎて、もう目はぱっちり。
あの空気とか氷とか泥道がすごくいい感じだし、主人公のワーニャ君もさることながら、その周囲の人々を丁寧にカメラにおさめてる。
その周囲の人々を見ると、ワーニャ君やその友人たちの置かれている状況がわかりやすい。
隙間の開いたドアとか、一人一人の視線とかさ。
後半もワーニャ君の赤いジャケットがすごく良いし、特にラスト10minくらいのところは良いなぁ。
あそこでマダムの男が自分の過去を話しだしたりしたらうんざりなんだけど、彼の表情からは彼の過去をなんとなくわからせるし、母親もスクリーンに登場させずにワーニャ君の幸せいっぱいといった甘い顔のアップが大正解。
アントン君が再登場ってのも、すごく良かったな。
なんてゆうのかな、ん〜いろんな人たちと関わって生きているというかそんな感じ。
アントン君だけじゃなくて、その他の人たちの人生にもカメラを合わせてるっていうかさ。
みんなそれぞれの思いの中でがんばって生きてるんだなと思った。

ワーニャ君へ
いつまでもお母さんと幸せにね


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