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蜜柑:芥川龍之介 [Book]

この年の初めから芥川龍之介を読んでいる。
芥川龍之介は1914年頃から1927年7月に自殺するまでの約13年間日本の文壇で活躍した作家で(誰でも知ってると思うが、自分は今回始めて知った。いや、作家だというのは知ってたけどさ)、今から80年以上も前の人。
「猿蟹合戦」を書いた人だと云うのは、今回始めて知った。
で、今は「蜘蛛の糸・杜子春」という単行本を読んでる最中なんだけど、この中に収められている「蜜柑」が大変気に入ってしまった。
理由もなく沈んだ気持ちでいる時に、ふと目にした忘れ得ぬ光景。
自分にもこれまでに何度かそういった経験があるけれど、それを文字に(あるいは、言葉に)する力がなくて、思うように人に伝える事ができない。
......もちろん、それができれば書いているのはブログではなくて小説なんだけどさ。

この小説は、とても映画的だなと思う。
ぜひ市川準に映画化してもらいたい。
できれば、芥川龍之介の短めの小説をオムニバス形式でいろんな監督に映画にしてもらいたい。
「蜃気楼」なんて映像で見てみたいなぁ、すごく見てみたいなぁ。

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さっき「猿蟹合戦」を読んだ。
オリジナルではなく、後日談という感じのパロディでした。
紛らわしいですねぇ


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