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北辰斜にさすところ:神山征二郎 [Cinema]

おぉ、バンカラだぁ。
これまではバンカラと云う言葉しか知らなかったが、太鼓の上で歌う(?)緒形直人を見るとバンカラと云うものがわかる。
曇りのない人生を謳歌しているという感じ。
アメリカの大学の寮生活に雰囲気がすごく似てる。
見ていて、すごく新鮮だったのが郵便ポストでのエピソード。
ポストを壊したからといって、必死で逃げ回る学生とそれを追いかけるおまわりさん。
で、あげくの留年。
そんな時代だったんだなぁ。
うらやましい。
映画の全体的な雰囲気は、お話が現代に変わったとたん色あせるという感じで、なんだかしらっとしてしまう。
個人的にそのシーンの地名がスーパーで出てしまうと、しらけてしまうのだ。
なんでかなぁ、過去のシーンに地名のスーパーが出てもそんな感じはしないんだけどな。
どことなく、TVの◯◯殺人事件シリーズを思い出してしまうからかもしれない。
現代の登場人物もすごく物わかりが良さそうで、いかにもな人たちが出て来て、三国連太郎さんが思い悩んでいる事に違和感を感じてしまう。
鹿児島大学に進学した孫のエピソードが長過ぎるんじゃないかなぁ。
もう少し若い頃の三国さんを見せてほしかったな、というか、ほとんどそのシーンで作ってほしかった。
草野先輩ももっと見せてほしかったな。
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