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サルバドールの朝:マヌエル・ウエルガ [Cinema]

今年は出足が悪いなぁ。
1月も終わりなのに見た映画はこの「サルバドールの朝」で2本目。
ま、来週からはいつものペースで見る予定。
あ、こんな事書いてる場合じゃないんだな。

この映画、ほとんど予備知識なしで見に行って、予告も見なかったような気がする。
もっとも見る映画の事を調べたりするのは好きじゃないから、いっこうにかまわないんだけど、こんなお話だったとは思わなかった。

この映画の見所は、彼と彼を取り巻く人々を丁寧に映しているカメラで、看守と彼の妹や父親(ほとんど横顔だけ)の描写がすばらしい。
たとえば、看守はプッチ(主人公ね)が父親へ宛てた手紙を読んで以降、彼に対する態度がすっかり変わるのだが、全然スクリーンには写らない看守の父親(と彼自身の感情)が見えてきてしまう(ラストの台詞はちょとくどい気もするが)。
映さない事で見せる事ができるもんなんですね。

サルバドールが処刑されたのは、1974年。
それは遠い過去の出来事なのだろうか。
それとも、ごく最近の出来事なのだろうか。


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