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怖い夢 [..........]

こないだすっごく怖い夢を見た。
自分には珍しく具体的な怖い夢だった。

夢の中の自分は独居老人で、近くに住んでる人も老人ばかり。
住んでる家は今にも崩れ折れそうなぼろぼろな家屋で庭も草が生い茂っていて、私の身なりもなぜか破れた着物を着ている。
近所には野良犬がたくさんいて、近くに住む老人は野良犬に襲われて死んだりしている。
....とても現代だとは思えないんだけど、私はそんな世界で生活をしていた。
そんなある日、体格の良い粗暴な男が私の家に出入りするようになる。
一人暮らしで寂しかった私は、迷惑に思いながらもその男と世間話をしたりするような仲になる。
そんなつきあいが続くうち、その男は仲間を連れてきて、いつの間にか私の家はその男たちのたまり場のようになっていった。
その男は、野良犬を捕まえては、皮をはぎ、剥いだ皮を町に売りに行って生業を立てていた。
男は犬を手なずけるのが大変上手だったので、男の後にはいつも野良犬がついて回っていた。
(いったい、犬の皮を買う人がいるのかどうか、犬の皮を剥ぐ人間に犬がなつくのかどうかはわからないのだが)
ある日、その男は私に長さ50cmほどの棒を見せた。
その棒の先には、三角形の小さな刃がついている。
私がその棒はなんに使うのかと尋ねると、三角形の刃で犬の皮を剥ぐのだという。
三角形の刃で犬の内蔵を傷つけないように皮だけ切り、後は手でベリベリと剥いでいくのだという。
なるほどその棒は犬の血だか脂だかわからないが、それらがついてどす黒くてかてかと光っている。
見ていて気持ちのよいものではないが、その男のギラギラした目に圧倒されて、感心したふうを装ってその男の話を聞いていると、突然その男は私の腕を捕まえ、こんなふうにするんだよとその棒をおしつけた。
男は小さな三角形の刃が、私の腕に深々と刺さるのを確かめると、そして、次はこうするんだと私の皮を切り裂こうとする。
必死の思いで、男の手から逃れると、私は草だらけの庭へ逃げた。
庭には、その男の後をついて回っている野良犬が4匹ほどいた。
男に「いけ」と命じられるた野良犬は、すぐに逃げ惑う私を追いかけ始めるのだった。
庭から表の道へ出たところで私は犬に追いつかれてしまった。
4匹の野良犬は私の手足に食いつき、引き裂こうとしている。
犬は深々と私の腕やふくろはぎに歯をたてていて、すでに私の手足は血だらけになっている。
もはや立ち上がることもできず意識を失う私は、近所に住む老人もこうして犬に襲われたんだなとふと思った。

大変怖かったです。
思いっきり目が覚めました。
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